【中編】愛犬の皮膚環境と被毛の潤いを守るオイルの選び方|プーデルヴォールと他製品の違い

プーデルヴォールに使われている3つの植物オイルの働き

プーデルヴォール」には、以下の3種類のオーガニックオイルがブレンドされています:

  • 月見草オイル(Evening Primrose Oil):皮膚をしっとり保ち、赤みやかゆみをやわらげる。GLAを約7〜10%含む。
  • ボラージオイル(Borage Oil):GLAをたっぷり(約20〜24%)含み、皮膚の炎症やアレルギー反応を穏やかにする力が強い。
  • ミルクシスルオイル(Milk Thistle Oil):肝臓の働きを助ける「シリマリン」という成分を含み、体の中から肌の健康をサポート。

この3つが合わさることで、皮膚のバリアを整え、毛の根元(毛包)に栄養を届け、やさしくしっかりと発毛をサポートします。

● 皮膚の「ザル漏れ」を防ぐ!TEWL(経表皮水分喪失)の抑制

「毛がパサパサで抜けてしまう」という時、実は皮膚の内側では大変なことが起きていることがあります。それがTEWL(経表皮水分喪失)という現象です。

簡単に言うと、肌のバリアが壊れて、内側の水分がザルのように外へ逃げ出している状態です。砂漠のように乾いた土地(皮膚)には、豊かな森(被毛)は育ちません。 プーデルヴォールのGLAは、このバリアの隙間を埋める「天然の保湿クリーム」を体の中から作り出します。TEWLを抑えて皮膚を潤った「豊かな土壌」に変えることで、初めて新しい産毛が芽吹くことができるのです。

● 肝臓は皮膚を映す鏡:ミルクシスルの隠れた力

さらに、配合されているミルクシスル(シリマリン)は、体内の「巨大なフィルター(肝臓)」を掃除する役割を持っています。
肝臓というフィルターが目詰まりしていると、老廃物が血液に乗って皮膚まで届き、かゆみや脱毛の原因になります。シリマリンがこのフィルターをキレイに保つことで、皮膚に届く栄養の質が上がり、結果として「毛並みのツヤ」となって現れるのです

フェルフェラインとの違い:アレルギー対策型オイル

「フェルフェライン」は、別の3つの植物オイルを使っています:

  • ブラッククミンシードオイル:消化を助け、体の炎症をおさえる。
  • オレガノオイル:天然の抗菌作用で皮膚のトラブルを防ぐ。
  • ガーリックオイル:免疫バランスを整え、血行もよくする働きがある。

このブレンドはGLAやオメガ3はほとんど含みませんが、アレルギーや細菌による皮膚トラブルに対して「抗炎症・抗菌・免疫ケア」といった面から皮膚環境を整えるアプローチです。

つまり、

  • 皮膚の炎症やアレルギーが主な原因の薄毛 → フェルフェライン
  • 栄養不足や毛包の元気のなさが原因の薄毛 → プーデルヴォール というふうに、原因によって選ぶとより効果的です。

ライブアンドゼーレはオメガ3重視のケアオイル

ナパーニのもうひとつのオイル「ライブアンドゼーレ」は、オメガ3脂肪酸を多く含む植物オイルで構成されています。

  • ヘンプシードオイル
  • 亜麻仁油(フラックスシードオイル)
  • アマナズナオイル(カメリナオイル)

これらはEPAやDHAのもとになる「ALA(α-リノレン酸)」という成分を豊富に含み、炎症を抑えたり、細胞膜を健やかに保ったりする力があります。皮膚が赤くなりやすい、かゆがる、毛がパサパサしているといった子には、ライブアンドゼーレが合うかもしれません。

● オーガニックであることの大きな意味

ナパーニのオイル製品はすべてオーガニック原料から作られています。これは、農薬や合成化学物質を使わず、自然の力で育った植物を使っているということ。皮膚が敏感な子、免疫力が落ちている子にも安心して使えるのが特長です。

また、オーガニック栽培の植物は、自然の栄養素をバランスよく含んでいるため、体が受け入れやすく、吸収もスムーズ。長く使い続けることを考えても、安全性とやさしさはとても大切です。


次回【第3回(後編)】では、「実際にどんな子が使って効果を感じたのか?」という具体的な事例や、どんな使い方をするとより効果的かなど、日常での取り入れ方について紹介していきます。

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